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錆止め塗料とはなにか?

錆止め塗料とは

金属の腐食を防ぐ塗料のことを言います。金属の表面に皮膜を作ることで水や酵素を遮断することで腐食を防ぎます。

錆止めの塗料は防錆効果のある顔料を使用することで錆止め効果を持たせています。

錆止め塗料の色は様々な物があります。

一昔前までは、赤茶色の物が主流でしたが近年は公害問題などから鉛を含まない成分の錆止め塗料が多くなり、様々な色の錆止め塗料が増えてきております。

色によっては遮熱の塗料もありますが、上塗りの塗料との相性も踏まえて選ばないといけません。上塗りの色で錆止めの色が覆われる点や、金属に近いグレーや赤さび色が相性良いため、プロの現場ではカラフルな錆止め塗料はあまり使用しないです。

 

錆止め塗料の種類

錆止め塗料は大きく分けて2種類に分けられます。

油性系とエポキシ樹脂系に分けられます。

油性系に関しては油性(1種)、合成樹脂系(2種)があります。

2度塗りをする場合、2回目は合成樹脂系の錆止めを塗ることが多いと言われております。

 

油性系

膜厚が厚いため防錆性には優れておりますが、乾くのに時間がかかるなどから近年ではあまり使用されていません。

 

合成樹脂

乾燥が早く、仕上がりもいいのですが油性系と比べて防錆性がやや劣ります。

エポキシ樹脂系

エポキシ樹脂に錆止め顔料を入れたもので、付着性、防食性、耐久性に優れ、防錆効果が高いと言われております。塗り替えや新築工事で最も使用されている塗料になります。

 

まとめ

錆止め塗料でも従来は赤錆塗料を使用されていましたが、色付きの塗料も出たことにより色に合わせて塗る事ができるようになった反面外壁の素材に合わせて塗らないといけない点などがあるため、材料にあった錆止め塗料を選ぶ事が大事だという事が言えます。

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