ミラーフィルムのメリットとデメリットは何?
多くのお客様がミラーフィルムの施工を検討されている方が多いです。
どんな商品でもメリットだけでなくデメリットもある商材もあります。
多機能でもあるからこそおススメのフィルムではありますが工務店から施工できない。熱割れするからおススメしないなど言われた方も多いのではないでしょうか?
思い当たる方はぜひ最後までこの記事を見ていただけたらなと思います。
おススメのプランを用意しております。
この記事では人気のミラーフィルムのメリットとデメリットと一部対策が出来る内容なども紹介させていただきます。
そもそもミラーフィルムとは?
ミラーフィルムとは、一般のフィルムと違い金属膜が多く含まれており可視光線(日光)を反射することでフィルムが鏡の様に見えるフィルムのことです。
ミラーフィルムのメリットとは?
ミラーフィルムは一枚のフィルムで様々な効果をもたらします。それ故にとても人気のフィルムでもあります。
ミラーフィルムの特徴やメリットを紹介していきます。
・ミラー効果で日中の目隠しが可能。太陽光を反射してプライバシー保護にもなり外から見えにくくします。
・ミラー効果で外からは高級感のあるように見えます。
・ミラー効果で赤外線を反射することでお部屋に入る暑さを軽減します。床の温度は最大-14℃ほど下げることができます。室内に暑さを入れないのでエアコンの効きが良くなります。
・フィルムの特徴として99%紫外線カットをします。
・飛散防止効果もあるので災害時に二次災害などを防ぎます。
たった一枚のフィルムで様々な効果を実現することができます。
暑さなどは体感キットを用いて実感を確認することも可能です。
ミラーフィルムのデメリットとは?
フィルムが黒目のフィルムになりますので熱も吸収しやすく反射もするので室内貼りの場合ガラスに負荷がかかってきます。熱が吸収することで次のような現象が起きます。
ミラーフィルムを貼ると熱割れが起きやすくなる?
熱割れとは?
全国的にも夏場になると熱割れのニュースがたまに流れているのを見ます。
網入りガラスに入っている金具が膨張してガラスが割れている物が多いです。
他のガラスでも熱割れが起きる可能性もあります。
Low-Eガラスでも熱割れが起きやすいと言われております。
Low-Eガラスは、温度差が生じた時にガラスが割れる現象になります。
冬場に車のガラスが凍っていてお湯をかけたらガラスにヒビが入る現象を聞いたことありませんか?
それが熱割れになります。
ミラーフィルムを貼るとなぜ熱割れが起きるのか?
冬場に起きやすい現象なのですが、サッシが冷えてフィルムが太陽光の熱を吸収することで温度差で熱割れが起きやすくなります。日陰の入り方やカーテンの有無や方角やガラスの種類によって割れやすかったり割れにくかったりします。
ミラーフィルムが熱を吸収しやすい為起きやすくなるものになります。
割れやすいガラスとは?
一般家庭用に使用されているガラスでお話しします。
①一番割れやすいガラスは、網入りガラスです。
ガラスの中に金属の網が入っており、ガラスの耐久力が通常のガラスの6割ほどしかないと言われてます。
また、金属が入っているため熱を吸収しやすいため金属が膨張して割れやすくもなります。
ただ近年すごい暑い日が続いていますが、フィルムを貼らなくても網入りガラスが割れている話もニュースなどでも取り上げられています。なのでフィルムを貼ったからと言って割れたとは限りません。
②二番目に割れやすいガラスは、Low-Eガラスです。
Low-Eガラスは空気層内に薄い膜が入っており、熱を吸収する役目などもあります。(物によります)
熱を吸収する量が多くなるため温度差が生じやすくなります。
熱割れを起こりやすい環境なのか貼っても大丈夫なのかは国家資格保有者の方にお聞きして注意事項などをしっかり守って頂ければ基本的に割れにくいかと思います。
ちなみに自分は割れたことはありません。
熱割れ対策をする方法もあります
熱割れを防ぐ一番の方法は、住んでいる地域にもよりますが外貼りで施工をすることです。
室内側にミラーフィルムを貼ると赤外線を反射することにもなりますのでガラスに負荷がかかりやすいのですが外貼りだと赤外線がガラスに当たりにくくなるのでガラスに負荷がかかりにくくなるためです。
網入りガラスにミラーフィルムを貼ってほしいとお願いされたら基本外貼りで施工をします。
Low-Eガラスも心配な方には外貼りのフィルムをおススメしております。
トリプルガラスも外貼り施工を行っております。
熱割れ計算もできます。
ガラスの種類やガラスの方角、カーテンの有無や陰の入り方、フィルムの種類など様々な環境に合わせて熱割れのリスクを調べることができます。
室内貼りと外貼りの熱割れ計算を行いました。
あえて室内貼りで熱割れリスクのあるパターンを算出しております。
条件は同じで室内貼り用のフィルムを室内に貼ったパターンと外貼り用でも使用できる外側に貼ったパターンで作成しております。
もちろんミラーフィルムになります。
室内貼りでも貼れることが多いのですがあえて割れやすい条件で計算をしております。
ガラスに一定の許容応力がかかったときにガラスが割れるんですが、ガラスの許容応力が17.7Mpaを超えた時にガラスにヒビが入ります。
室内貼りのミラーフィルムを貼った場合24.0Mpaの応力がかかってきますので熱割れのリスクがかなりあると言えます。ですが外貼りのフィルムを見ていただきたいです。
下の欄が同じ条件で外貼りにフィルムを貼った場合の計算結果になります。
最大の応力で14.0しかありません。
外貼りを貼ることでかなり熱割れを防ぐことができます。
熱割れを防ぎたい方は外貼りをおススメします。
※絶対に熱割れがしないわけではありません。
熱割れでガラスが割れたのかわかりませんし、別の原因で割れたり、フィルムの影響でガラスが割れたと言えませんので保証等は行っておりません。予めご了承ください。
外貼りを貼ると劣化が早いのでは?
誰もが外貼りだと劣化が早いと思っていると思います。
メーカーの貼り替えおススメ時期としては外貼りだと5年ほどと言われておりますが、
実際に我が家に外貼りのミラーフィルムを貼って5年ほど立ちますが正直ほとんど劣化した感じはしません。
様々な現場に行った感想ではありますが10年くらいしてから劣化がしてきたなと思うことが多いです。
環境によってかなり変わってきますので一概には言えません。
ミラーフィルムを貼ると少しだけ暗くなる?
ミラーフィルムは、濃ゆさが二種類ありハーフミラータイプと濃ゆいタイプがあります。
ハーフミラータイプだと全面に貼ったら貼ったかどうかもあまりわからないと言われたこともあるくらいの暗さになりますが、反射率が少し少なく目隠しを検討しているお客様にとっては少し物足りない感を感じる方もいるかと思います。
濃ゆいタイプのミラーフィルムは、少し部屋が暗くなる感じはあります。
ただ、サンプルを見ていただいた時は結構暗くなる感じはするのですが、実際に全面に貼ると思ったより暗くならないと言われることも多くあります。体感8割言われます。
ミラーフィルムを貼るお客様に言っていることですが、カーテンをしないように言っております。
カーテンをすることで熱が籠りやすくなり熱割れが起きやすくなるためです。
濃ゆいタイプを貼れば外からはほぼ見えなくなりますのでカーテンをしないで開放感のある空間は実現することが出来るかと思います。なので自分は基本的に濃ゆいタイプのミラーフィルムをおススメしております。
専門家の意見を聞く重要性
ミラーフィルムの導入を検討する際、専門家の意見を伺うことは非常に重要です。専門家は最新の技術動向や製品情報に精通しており、自分では気付けない問題点や走行条件に対する適切なアドバイスを提供してくれます。特に、施工の際はそのフィルムの特性や施工条件によって、最適な方法が異なるため、専門的な知識がある業者や相談窓口に意見を求めることが効果的です。
また、フィルム選定に関しても、何が自分のニーズに最適かを明確にするために、専門家のコンサルティングを受けることは推奨されます。例えば、夜間の見え方や視認性について、特定のフィルムがどのように影響するかなど、データに基づいた説明を受けることで、選定の判断材料が増えます。
このように、専門家からのフィードバックを得ることで、より安心してミラーフィルムの導入を進めることができ、また、施工後のトラブルを未然に防ぐことにもつながります。そして、実際に使用したユーザーのフィードバックも合わせて参考にすることで、成功する導入に一歩近づくことができるでしょう。
まとめ
ミラーフィルムを貼ることを検討されいる方は、一度プロの方にご相談をしてみてはいかがでしょうか?
サンプルなども持っている方も多いと思うのでプロの方にサンプルの持参してもらうようにしてフィルムを貼っても大丈夫なのかもご相談してもらうことをおススメします。
ここで当社の熱割れ対策プランを紹介させていただきます。
外貼りのミラーフィルムを検討されている方は、当社のブログを見た!!
と言っていただけたら初回を除いて、二回目以降の貼り替え時は
フィルム代・施工代を半額にします!!
条件等があります。
・交通費、仕入れ代、二回目は剥がしの費用が別途にかかります。材料の高騰も考えられますので費用が変動することも考えられます。予めご了承ください。
・外貼りになりますのでゴミが必ず入ります。予めご了承ください。
・初回施工から7年以内に貼替の依頼をお願いします。劣化してくると剥がすのが想像以上に大変になるため少し早めの貼り替え期間を設けております。
・このプランはグラフィル社のRSPシリーズのみになります。別のメーカーさんだとこのプランは適用外になります。
九州地区・東京・関東にお住いのお客様!お気軽にご相談ください。出来るだけすぐ対応します。
該当のない地域の方でミラーフィルムを検討されている方もお気軽にご相談ください!
見積は無料で行っております。
・施工したいガラスのサイズと枚数をお伝えください。
・お住い
・ミラーフィルムを施工したいとお伝えください。
当社は全国にフィルム職人のネットワークがあるのでご相談をしていただけたらなと思います。
※当社経由でないとこのプランはありませんのご注意ください。
事業者名 | Kfilm |
住所 | 〒839-0852 福岡県久留米市高良内町344 |
代表 | 古賀 浩記(コガ ヒロキ) |
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電話番号 | 050-8880-4606 |
電話受付時間 | 8:30~19:00 |
定休日 | 不定休 |
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