外壁塗装には決めることが多い

外壁塗装を検討されているお客様は、住んでいる住宅をどんな色が合うのかなど中々決めづらいかと思います。

他にも、（塗料の種類）（塗料の性能）（艶感）（色味）（金額）など様々な事を選ばないといけません。

その中で色選びが1番悩むかと思います。

外壁塗装は10年を目安に行うため一度してしまうと10年間くらいはその外壁に慣れないといけません。短いスパンでしてもいいのですが、費用が重なるため慎重に行いましょう。

様々な住宅や施工写真を見ましょう

中々イメージがつきづらいかと思います。

近隣の住宅や外壁塗装をされているホームページなどを見て参考にされるのも良いかと思います。

まずはどんな住宅にどんな色が使われているかなどを見てインプットしていきましょう。

ホワイト系

クリーム系

ブラウン系

グレー系

ベージュ

ブラック

グリーン

ブルー

これらを見て自分の住宅にはどんな色が似合うかや好みの色を選定して選んでいくといいかと思います。

外壁塗装色人気ランキング

参照ページ

https://sotokabe.net/archives/164

長年ランキングはあまり変わらないのですが、基本的にベージュか白が人気があります。黒なんかも人気はあるのですが熱を吸収したりすることもあり少し割合は低いと言えます。

色の汚れや色褪せも考えましょう

外壁塗装施工後、年月が経つと汚れや色褪せなどで色が変色したりすることがあります。

白の外壁なんかは少し汚れが目立つこともあります。日頃からずっと見ていたりするとあまり気にならないかもしれませんが経年劣化なども考慮して考えましょう。

・クリーム系やグレーなどは汚れが目立ちにくい

外壁に着く汚れは、基本的に排気ガス、砂、黄砂、などで少し濁るような汚れになりますのでクリーム系やグレーなんかは汚れは分かりにくいかと思います。

色褪せしやすい色

鮮明な色などが色褪せしやすく、赤や青色などが色褪せしやすいと言えます。

色褪せすると最初理想の色だったのが少しずつ薄くなったりしてしまいます。

目立つ色よりは薄い色の方が色褪せはしても分かりにくいと言えます。

これらは太陽光の紫外線によって起こる現象なので対策のしようがありません。

外壁の色で熱が室内側に入ってくる

先ほども少しお話ししましたが、黒や紺色なんかは熱を吸収してしまう特徴があり、外壁が温まることで全体的に室内側に熱が篭りやすくなったりします。

逆に白やクリーム色なんかは熱を吸収しないためそこまで室内側が熱くなりにくいのが特徴と言えます。そのこともあり白色やクリーム色が人気とも言えます。

デザイン重視で行く場合は、黒や紺色が多い印象はあります。

全体的に黒く塗ってしまうとエアコンの効きが悪くなったりする場合があり、馬力があるエアコンにしないといけなくなる可能性もありますので要注意です。

色見本は大きい物を使用する

外壁塗装をする上で色見本を見て選びますが小さい物を見て選んでしまう場合全体的に塗ったらイメージと違ったなどのことが起きます。このことを面積効果と言います。

面積効果とは、面積が小さいものと大きいものでは色の見え方が異なる現象のことをいいます。

色見本などの選ばれた色のA4サイズや実際に塗ってみてどのように見えるかなどを試すのも良いかと思います。

近隣の景観にも考慮して選ぶ

近隣の住宅やがベージュや白を基調にした住宅が多い中、赤色や青色などにしてしまうとかなり目立ってしまうことになります。

そういったことを気にされる方は近隣の住宅がどんな色の外壁かなどを見て参考にすることもいいかと思います。

カラーシュミレーションをする

パソコンなどでお客様の住宅を読み込ませてどんな色のカラーをするかなどを入力してどのような感じになるかを確認するのもいいかと思います。

ですが、モニター越しになりますし、印刷したとしても綺麗になりません。シュミレーションをしてもなかなかイメージ通りにならなかったりする可能性があるのでご注意が必要です。

ツートンカラーも人気

近年では2階と1階と色を分けて施工されている住宅も多いかと思います。

人気のカラーで縦に色を分けるツートンカラーを取り入れるとスタイリッシュな印象を与えることもできます。

まとめ

色選びは中々大変だと思います。

見た目重視でするのかや、汚れの目立ちにくさ、暑さに対する色選びなど様々なことを考えなくてはいけません。

見た目重視で考えられる場合は念入りに打ち合わせをすることがとても大事になってきます。様々な事を考えて間違えない色選びを行いましょう。