アスファルト防水工事ってどんなの?
アスファルト防水の特徴
合成繊維不織布にアスファルトを染み込ませコーティング・ルーフィングシートを二層以上にすることにより強度な防水性能を作り上げます。
アスファルト防水は、公営住宅や学校やマンションなどで行われる方法です。
新築時の建物の構造や施工面積によって適した防水工事を行います。
アスファルト防水工法の主な種類
①常温工法
常温工法は、熱を使わずに防水層を作ることが特徴です。
メリットとして、火を扱わないので安全性が優れており近年では主流になっている工法です。
デメリットとしては、熱を使用しないため、防水層の密着度が劣るため、防水効果が低くなってしまう場合があります。
②トーチ工法
バーナーなどを用いて裏面と下地を炙り溶かしながら施工する方法。
メリットとして、シートの密着度が高く、費用が安いため民間工事で良く使用されます。
デメリットとして、火を使用するため火事などが起こる可能性があるため、広い場所で行うことが大事になってきます。
③熱工法
溶かしたアスファルトを使用し、2〜4枚のシートを積み重ね作る工法。
メリットとして、長年使用されてきており、高い信頼性がある工法
デメリットとして、かなりの高熱のため施工中独特な匂いや火災のリスクなどが上がる可能性があります。
まとめ
様々な防水工法があり、環境や状況に合わせて施工を行います。
近年では
火災のリスクを減らすこともあり、常温工法などが用いられる事が多い傾向ではあります。
まず気になる方は、ご相談ください。
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