ローラー工法のメリットとデメリット
ローラー工法のメリット
ローラー工法とは?
ローラー工法とは、スポンジ状のローラーに塗料を含ませて直接塗る工法です。
スピーディーに塗装をすることができるため面積が大きい外壁には最適なやり方です。
細かい場所に関しては、刷毛などを使って塗装を行います。
ローラーの種類
ローラー工法を大きく分けて2種類に分けられます。
ウールローラー工法と砂骨ローラー工法に分けられます。
今回はこの2つの特徴などを紹介します。
・ウールローラー工法
最も使われる工法で、羊毛を使用した工法。
ウールローラーの特徴として、塗料を均一に塗ることができ、凸凹を残したまま塗装を行うことができます。
また、毛足の長さが3種類ほどあり長さによって特徴が分かれます。毛足の長さごとに特徴も解説します。
短毛ローラー
毛足が短いため凸凹の部分には塗ることができないため凸凹がない平面に塗るときに使用。
中毛ローラー
毛足が長いため凸凹の部分にも塗料を塗ることができます。平らなところに塗る場合色むらができる可能性があるため使用用途によって使い分けます。
長毛ローラー
毛足が最も長いため凸凹の部分全てに塗ることができるため凸凹の素材にはよく使われますが、平らなところには色むらができるため平らな素材にはあまり使用しません。
砂骨ローラー
砂骨ローラーは、ローラーにたくさんの空洞があるのが特徴。様々な呼び方があるのですがそれを総称して砂骨ローラーと呼びます。
空洞があるということで1度に大量の塗料を吸い込ませることができるため、1回の塗装で塗料を分厚くするのが特徴で効率よく塗装ができます。
ローラー工法のメリット
・音がほとんど出ない
・塗料の飛散が少ない
・塗りが均等でムラが少ない
・凸凹の所にも塗ることができる
・厚く塗れる
吹き付け工法とは違い音がほとんど出ないため近所迷惑にならないのと塗料の飛散が少ないことがあげられます。
また、用途によって使い分けができ、厚く塗ることも出来るためとても効率が良い工法です。
デメリット
・乾燥に時間がかかる
・ローラーが入らない所は塗れない
・吹き付け工事よりも時間がかかる
・職人の腕と安いローラーを使用すると外壁に毛がついたままになる。
厚みがある工法になるため乾燥に時間がかかります。また、吹き付け工法よりは時間がかかります。
まとめ
ローラー工法は、外壁素材によって様々なローラーを使用して凸凹にも対応でき、塗膜も分厚く塗ることが出来るのが特徴。
最もバランスが良く、作業効率が良く塗料の飛散も少なくできるため、良く採用される工法です。ら
前の記事へ
« 外壁塗装をDIY補修で注意することは?次の記事へ
外壁塗装に保証はあるの? »