塗装工事における養生作業
養生の重要性
塗装作業を行う前に養生作業を行います。
養生を行わないと綺麗に仕上がらなかったり住宅の庭を汚したりすることにもなります。
塗装工事の仕上がり具合は4割は養生と言われるほど大事な工程になってきます。
今回は養生について解説していきます。
そもそも養生とは?
塗装工事をする上で外壁や屋根などは塗装を行いますが窓ガラスやサッシなど塗装をしないところは養生ポリシートやビニールシート、マスカー、布テープ、マスキングテープなどを使って保護をします。
このことを養生をすると言います。
養生をしっかり行わないと仕上がりにも影響してくると言えるでしょう。
また、塗装後は養生などを素早く外す必要があります。
塗装後に乾燥して外してしまうと塗装が剥がれたりすることに繋がります。なのでスピードも大事になってきます。
養生をしないとどうなる?
養生をせずに外壁塗装などを行うと汚れてはいけない部分に塗料がついたり、ベランダについて塗料が垂れたりしてしまいます。
塗料がついたらいけない部分に塗料がついた場合、シンナーや剥離剤などを用いて落とさないといけません。
塗装は落とすのになかなか大変なのでそのような手間が起きないように事前にしっかり養生を行います。
塗装を行わない所は養生をしっかり行うことで境目を作ったりしますのでベテランの職人さんもしっかり行います。
養生に使用する材料
・ハサミ
・カッターナイフ
・ダスター
・細工用カッターナイフ
・ササラ
・皮スキ
・パテベラ
・アートナイフ
・マイクロファイバーマップ
・ウエス
などがあげられます。
養生の手順
1足場に飛散防止ネットを付ける
2土間や屋根に養生を行います。
3巾木の養生
4サッシやドアなどを養生していきます。
5雨樋や配管などの養生
6付帯部分の養生
7盆栽、バイク、車などの養生
ここような流れになっております。
養生の綺麗にできるかで塗装が綺麗になるかも変わってきますので養生はかなり大事な工程になってきます。
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