モルタル壁にヒビが入った時の対処法
モルタル壁の特徴
モルタル壁にヒビが入ってたら大丈夫かな?と思う方もいるかと思います。
補修・修繕をすることが大事になってきます。
そのまま放置をしてしまうと、そのひび割れから雨水が入ってきて住宅内部から雨漏りや住宅の劣化などに繋がりますので見つけたら早めに対策することをオススメします。
そもそもモルタル外壁とは?
セメントと水と砂を混ぜて金属の網に左官した外壁のことです。
モルタル壁は、耐火性や通気性が高く、デザイン性にも優れています。
主成分のセメントは水に弱いのでしっかり外壁塗装などをしてメンテナンスを行うようにしないといけません。
モルタル壁にヒビが入る理由
・モルタル壁の乾燥
新築住宅でも2〜3年くらいは乾燥して小さいひび割れが発生します。
小さいひび割れは緊急性はありませんのですぐに補修などはしなくても大丈夫です。
・地震などの自然災害
建物自体が地震などの揺れで歪みに耐えきれずヒビが入ってしまうことがあります。
さらに地震があったときはひび割れが大きくなることがありますので、すぐに補修することをオススメします。
・紫外線や雨による経年劣化
新築から5年から8年ほど経過すると紫外線によって防水機能などがなくなることがあります。
防水機能が無くなると、雨が降ると水分を吸収して乾燥するとひび割れが起きたりすることがあります。
ひび割れを放置するとどうなる?
ひび割れが起きてもあまり気にならない方も多くおられると思います。
それを放置するとどうなるのかを紹介していきます。
ひび割れを放置すると、そこから雨水が入ってきて雨漏りの原因になることがあります。
これが何年も続くと内部のラス網という金属が錆びてしまいます。
錆が発生して体積が大きくなると内部からモルタルが落ちてしまいます。
そうなる前に対策する必要があります。
また、雨漏りが原因で柱が水を含んで腐食してくるとシロアリが寄ってきたりすることがありますので注意が必要です。
補修方法
小さいひび割れなどは、外壁塗装などで補修するくらいで大丈夫です。
ひび割れが大きくなる前に塗装をすることで防ぐことになります。
少し大きいひび割れはコーキング材などを使って補修を行ってから、外壁塗装を行うことで補修することができます。
経年劣化以外のひび割れ補修
少し目立つひび割れなどがある所は状態が悪くなる前に一部補修することをオススメします。
ひび割れを見つけたら外壁塗装業者に相談しよう!
実際ひび割れが起きていても大きいひび割れなのかやどう対処していいかわからないかと思います。
そう言ったときは地元の外壁塗装業者やネットで調べた業者など数社の方に見てもらうことをオススメします。
外壁塗装業者は数多くおられますが値段もバラバラで悪徳業者も多くおられることから相見積もりをするのがいいかと思います。
まとめ
モルタル壁のひび割れの原因は、乾燥や地震、経年劣化などが考えられます。
基本的に紫外線や雨などによる経年劣化がほとんどと言えます。
小さいひび割れはそれほど問題ではないのですが、早めに対処することで大きくひび割れが起きにくくなりますので早期発見が住宅を守るコツにもなります。
早めに気づいた際は近隣の外壁塗装業者に相談することをオススメします。
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