アクリル塗料が使われなくなった理由
アクリル塗料とは?
アクリル塗料は、20年以上前に主に使用されていましたが、現在ではほとんど使用されなくなりました。
アクリル塗料には耐久性があまりないことから耐久性があるシリコン塗料が主流になっていったのが主な理由です。
アクリル塗料の特徴とは?
外壁塗装で使用される塗料の中では1番グレードが低く、耐久性があまりなく安いのが特徴です。
耐久性が弱いことから足場を組む回数が増えるため耐久性が高い塗料が使われることが多くなりました。
アクリル塗料はどれくらいの耐久性?
アクリル塗料の耐久年数は、約3年から8年と言われております。
塗り替え数が増えると手間と時間がかかるだけでなく費用も高くなってしまうため使用する塗料は慎重に選ぶことがオススメです。
どんな時にアクリル塗料は使われる?
新築の住宅に使用されることが多いです。
新築の建材は、収縮や膨張などをしやすくどの塗料を使用してもひび割れなどが起こる可能性が高いことから新築はアクリル塗料を使用することが多いです。
また、建売住宅などは費用を抑えたい方が多いことあり、デザインを変えたい方はアクリル塗料を使用することが多いです。
デザイン性が豊富
油性の塗料は、発色が良く鮮やかな色でもあり、色や種類が豊富な塗料になっております。外壁塗装本来の耐久性が弱いことから住宅のデザインを変えたい方にはオススメの塗料とも言えます。
アクリル塗料が耐久性が悪い理由とは?
紫外線や雨などの影響を大きく受けやすいことが言えます。
近年では、シリコン塗料が使われることが多くなりましたが、シリコン塗料の半分くらいの耐久性しかないので、アクリル塗料が耐久性が弱いことが言えます。
また、湿度が高い場所などは、アクリル塗料を使用していた場合、外部の湿気を室内に入れてしまいます。
川や海などが近くにある場合は、特に注意が必要になります。
ヒビが入りやすい塗料
アクリル塗料は、塗膜が硬いためヒビが入りやすいことが言えます。
ちょっとした揺れでヒビ入ったりすることがあるため、近くに電車やトラックなどが通りやすいことがある場合は、あまりオススメしません。
まとめ
アクリル塗料は、住宅の見た目を頻繁に変えたい方にはオススメではありますが、塗膜が硬くひび割れが起きやすく、耐久性があまり良くないことから使用されなくなりました。
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