窓フィルムって簡単に剥がれるの?
フィルムと言ったら携帯のフィルムを想像される方も多いと思いますが、今回は住宅や施設などで施工されている窓ガラスフィルムです。窓ガラスフィルムは簡単に剥がれると思われる方もいますが、長年ノリが固着してしまい中々剥がすことができません。
今回は、剥がし方について紹介していきます。
窓ガラスフィルムって?
窓ガラスは、外気や光などを取り入れるために必要なものだと言えます。
ですが、窓ガラスからは紫外線や日射熱(暑さ)などが入ってくるだけでなく、台風などで物がガラスに当たって飛散する可能性もあるものです。
そこで窓ガラスフィルムを施工をすることによって紫外線や暑さ対策、飛散防止対策など様々な対策をすることができるものです。
窓ガラスフィルムを貼り替えたいけどどうすれば?
窓ガラスフィルムを剥がそうと思っている方は、多くおられると思います。
フィルムの寿命は、室内貼りで約10年、外貼りで約5年と言われており、環境などによっても大きく左右されるため一概には言えませんが、メーカーの目安としてこれくらいは耐久性があると言われております。
窓フィルムが劣化している現象のサインとしては、フィルムに気泡などが出てきたり、フィルムが変色したりします。これらの現象が出たら貼りかえの時期とも言えます。
フィルムって簡単に剥がれる?
携帯のフィルムは簡単に剥がれますが、窓ガラスフィルムは、自然災害の対策などで用いられることからフィルムのノリが強く、長年固着してしまうと剥がれにくくなります。
プロの方でも簡単に剥がすのが難しく、体力も結構使います。
素人の方がやってもなかなか大変だと思います。フィルムを無理に引っ張るとフィルムがちぎれて危ない思いをすることがあるので特に注意が必要です。
自分で剥がすのにはどうすればいい?
まずは道具を揃えましょう。
ホームセンターなどで買える道具がほとんどですので探してみてください。
・スクレーパー
・キッチンペーパー
・スプレー容器
・中性洗剤
・タオル
・養生シート
・ビニールシート
・薄手のゴム手袋(無くてもOK)
剥がす前の準備と剥がし
①スプレー容器に小さじ一杯分の中性洗剤を入れて水を入れましょう。
これで洗浄液の完成です。
②水を結構使いますのでまずは、養生シートをしましょう。濡れた時はタオルで拭く準備もしましょう。
③洗浄液を窓ガラスフィルムにかけます。
かけた後はビニールシートをガラスに被せて30分ほど水を浸透させて放置をします。
ノリが柔らかくなって剥がしやすくなります。
④フィルムを剥がしていきます。
フィルムの上隅の角から剥がしていきます。
少し剥がすのが大変なので剥がれない時はスクレーパーなどでフィルムを引き剥がしましょう。引き剥がしたらフィルムを上から下に向かって剥がしていきます。
フィルムが滑る場合は、ゴム手袋をすることで滑りにくくすることもできます。
これを繰り返してフィルム全部を剥がしていきます。
⑤接着剤を剥がしていく
窓ガラスフィルムを剥がし終えたら接着剤が残っていることが多くあります。
洗浄液を接着剤にかけていっとき時間を置くと剥がれやすくなります。
時間を置いたらスクレーパーを使って30度の傾きで刃物を当てて剥がしていきます。
接着剤のカスがいっぱい出ますのでキッチンペーパーなどで取りましょう。
気をつけること
スクレーパーは刃物が鋭いため取り扱いには注意が必要です。
フィルムを引っ張る時はすぐちぎれたりすることがありますので勢いよく剥がすのでは無くゆっくり剥がしましょう。
足場での作業などでしたら特に注意が必要です。
窓ガラスフィルムは剥がしてもらえるの?
フィルムを剥がしてもノリがくっついていることが多く、これらを剥がすのも大変になってきます。
作業が慣れてない方は特に時間がかかります。
そんな時は窓ガラスフィルムをはってくれる業者の方を探しましょう! 窓ガラスフィルムを貼ってくれる業者の多くは剥がしもしてくれるところがほとんどだと思います。 当社では、㎡あたり3000円で剥がし作業も行っております。
まとめ
窓ガラスフィルムは、貼るのはDIYでする方も多くおられると思いますが、剥がすのはなかなか難しいと思います。
やり方がわからないうちは時間も体力もかなり使うと思います。
スクレーパーなどフィルムがちぎれたりするなどあり、危ないです。
そう言った場合は、近くの窓ガラスフィルム業者に依頼することをオススメします。
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