フィルムの専門用語と性能一覧表の見方
初めて聞くような言葉も多いのではないでしょうか?
今回は専門用語とカタログの性能表の見方を解説。
フィルムの専門用語
紫外線
皮膚のシミやたるみの原因や部屋の床や壁紙などの色褪せや劣化などの原因になります。
赤外線
人に熱を感じる原因の光線。
赤外線対策をすることで暑さ対策になります。
遮熱
夏場の日射熱を建物の外部から入る熱を室内にいれないようにすること。
断熱
冬場の室内の暖気を内部で遮り、室外に出ないようにすること。
虹彩現象
ガラスフィルムは、何層にもなっており光の干渉によりフィルム表面に虹色に見えたりすること。
性能一覧表の見方
性能表を見る方も多いと思いますが見方がわからない方も多いかと思いますので解説します。
品番 | 総厚 |
基材厚 (μm) |
遮蔽 係数 |
日射熱 取得率 |
日射 (%) |
可視光線 (%) |
紫外線 透過率 (%) |
熱貫流率 (W/㎡K) |
|||
透過率 | 反射率 | 吸収率 | 透過率 | 反射率 |
品番
フィルムの品名と番号。
総厚
フィルムの全部の厚みを指します。
基材厚
粘着剤を除いたフィルムの厚み。
遮蔽係数
暑さを遮る効果を見る指標。
日射熱取得率
室内に入る日射の割合を指します。
可視光線
人間の目で見える光のことを言います。
熱貫流率
室内外の温度差に起因する熱の逃げやすさを見る指標です。温度差が1℃ある時、面積1㎡あたり1時間に抜けていく熱量を表します。
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