台風14号が来てテレビでも良く取り上げられる養生テープで飛散防止が出来るの？という情報が出回っていますが、実際に本当に飛散防止効果があるのかと思う方も多いかと思います。

今回はこれについて解説していきます。

そもそも養生テープとは？

養生テープとは、傷をつけないようにしたり、汚れないようにするために事前にテープなどを貼って対策するものになっております。

用途は様々で固定したりするときに使用したりすることもあります。

ガムテープとの違いは？

養生テープとガムテープの違いは、粘着力になります。

養生テープ

養生テープは、剥がれやすいように設計されており粘着力が弱い為、段ボールの梱包には向いていないと言えます。

ガムテープ

ガムテープは粘着力が強く、段ボールの梱包などで使用されます。

ガムテープなどを使用すると粘着剤が残ってしまったりするため使用する場合は使用する物を考えましょう。

このことから、窓ガラスに飛散防止目的で使用されるのは、養生テープになります。

実際に効果があるのか？

養生テープで飛散防止対策になるのか検証動画なども多く上がっております。

養生テープをしていない隙間に物が飛んできたりした場合破片が飛び散ったり、衝撃が大きかった場合は全面ガラスが粉々になったりします。

このことから養生テープなどは効果があまりないことがわかるかと思います。

実際の実験動画になります。

なぜ養生テープが効果がないのか

養生テープは粘着力もそれほどないのと、隙間も多く衝撃を吸収することができないためこのようにガラスが飛散してしまいます。養生テープやガムテープを使ったことがある方はわかるかと思いますが、手でちぎれたりするほどの物と言えます。

このことから衝撃を吸収することができません。

窓フィルムだと飛散防止を防げる？

窓フィルムは、ガラス全体に貼りますので隙間も出来ないうえ、粘着力もかなりありフィルムの層も何層にもなっているため衝撃を吸収することができますし、粘着装がしっかりしていることからガラスが飛散しにくいようになっております。

このことから養生テープよりはるかに効果があると言えます。

まとめ

これらのことから飛散防止を防ぎたい方や安全に災害対策をしたい方は窓フィルムなどで対策することをおススメします。

養生テープなどは見た目も目立ちますし剥がすのにも貼るのにも手間がかかります。なにより効果があまりないことからおススメしません。

人を預かっている施設や利用されているところでは災害対策の見直しを検討してみてはいかがでしょうか？