外壁塗装をDIY補修で注意することは?
剥がれや外壁のひび割れ
住宅の外壁は様々な劣化現象が起きます。
DIYで自分で塗装をされる方もいるかと思います。剥がれやひび割れは症状としては酷い段階に陥っていると言えます。
その時の対処方などをお伝えします。
DIYで補修
ひび割れは小さいひび割れなどは自分で補修したりする方もおられると思います。
大きいひび割れなどが見られる場合は専門業者の方にご相談することをおすすめします。
場合によっては雨漏りの原因になったり倒壊の恐れなども起きることがあります。
ひび割れの種類
・ヘアクラック
髪(ヘア)の毛くらいのひび割れを指します。
・乾燥クラック
外壁の水分が蒸発することで収縮が起きひび割れが起きます。
・構造クラック
躯体に問題が生じている、地盤沈下などが起きてひびが入ったと言えます。
住宅の強度が落ちている可能性があり危険ですので専門業者の方にご相談することをおすすめします。
・シーリング剤のひび割れ
サイディング剤やパネル剤をつなぎ合わせるのに使用される。
ひび割れが見えたら数年以内に寿命を迎えると言えます。
DIYで補修できる工事
1ミリ未満の場合はDIYで補修ができるかと思います。
補修工程
外壁材を問わずひび割れの内部や周囲を水洗いし、軽い汚れには中性洗剤を使ってください。
1ミリを超えるひび割れなどがある場合は専門業者に依頼することをオススメします。
コンクリート外壁・モルタル壁にはセメント粉を使用。
モルタルやコンクリート外壁は、セメント粉を塗り込んで補修します。
セメント粉にはチョーク式の補修スティックとスプレータイプがあり、範囲が狭い場合はチョーク式を使い範囲が広い場合はセメント粉を使用しましょう。
セメント粉が固まらないように外壁に水をかけておきましょう。
ひび割れの所をセメント粉をしっかり埋めて乾燥させていきます。
乾燥後にはみ出た部分はブラシなどで削り落として完成になります。
シーリング材のひび割れ補修
外壁用シーリング剤を使用します。
養生テープで外壁材を養生後プライマーを塗布し、シーリングを塗っていきます。
施工後30分から50分くらいで乾きますのでその前に均一になるようにヘラなどでシーリング材を均一にします。
外壁の剥がれや色あせをDIYする
✳︎高所の所を補修する場合は、大変危険ですので業者の方に頼むことをオススメします。
下地準備と養生
ひび割れの補修完了後外壁が乾いたら、高圧洗浄を行い、塗装をする所を綺麗にしサビや汚れはサンドペーパーで落としていきます。
洗浄後は養生を行なっていきます。
下塗り・中塗り・上塗り
ローラーや刷毛で下塗りを行い、しっかり乾燥させてから中塗りを行いましょう。
中塗りも乾燥後上塗りをしていきます。
上塗りしたら完成になります。
まとめ
高所など危ない所は無理をしないように安全に作業ができる環境を作ってから作業を行いましょう。
前の記事へ
« リシン吹きつけ工事次の記事へ
ローラー工法のメリットとデメリット »