走行性を持った虫を対策したい場合
前回ガラスに虫が付くのなぜという記事を書きました。その記事に関してはこちらをお読みください。
このことから走行性を持った虫を寄せ付けにくくするには紫外線をカットすることで対策をすることができます。
ですが、紫外線をカットしても虫が全く寄ってこなくなるわけではありません。
そんな時の対策方法とは?
それは防虫フィルムを使用して対策することです。
以前走行性を持った虫を対策できるという話をしたのですが、普通のフィルムと何が違うの?
・一般的なフィルムは
紫外線を99%カットすることで走行性を持った虫を寄せ付けないというのが特徴でした。
・防虫フィルムは
薬剤を練り込まれており、ピレスロイド系薬剤というものを使用しております。
市販されている虫ケア用品で最も多く採用されている成分で、蚊取り線香の原料として使用された除虫菊にも含まれる成分とよく似た作用・構造の化合物です。害虫に対して忌避効果を示す一方で、人を含む哺乳動物に対しては分解酵素の働きで速やかに代謝され体外へ排出される安全性の高い防虫成分です。
もちろん防虫フィルムには紫外線カットもありますので室内には優しく虫を寄せ付けない効果もあります。
どういった場所で施行されている?
コンビニや飲食店・医療・食品工場、精密部品等を生産するような製造業なとで使用されています。
コンビニなんかでは夏の夜虫が溜まっているのが多く見たことがあるのではないでしょうか?
そう言ったところや虫が入ったらいけないところ、クリーンルームが採用されている所に適しているかと思います。
まとめ
虫の対策をしっかり行いたい時は、紫外線カットだけのフィルムを使用するのではなく防虫フィルムなどを使用して虫を寄せ付けないようにしましょう。
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